Windのデータによると、上海証券取引所と深セン証券取引所の1003社の上場企業が8日までに、2023年度現金配当案を開示している。予定されている現金配当額は計1兆4762億400万元。うち貴州茅台、美的集団、中遠海控などの24社の配当額がいずれも100億元を超えている。1億元超えは551社。
光大銀行金融市場部の周茂華マクロ研究員は、「上場企業の配当額が過去最大となったことは、これまでの政策の働きかけが徐々に奏効していることを意味する。安定を保つ配当は、株主に利益を分配する上場企業の能力を良く示しており、中国資本市場の環境の持続的な改善を反映している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月9日