航天科技集団第六研究院の発表によると、通信航法技術試験衛星「天都2号」の冷却推進システムが正常に作動し、先ほど衛星月周回に高精度軌道姿勢制御を提供した。これは液体アンモニア冷却マイクロ推進システムの深宇宙探査分野における初の応用成功と、中国の3Dプリント貯蔵タンクの初の軌道上応用の実現を示すものだ。
天都2号推進サブシステムは同研究院第801研究所が開発。推進システムは一体化成形3Dプリントアルミ合金貯蔵タンクを採用し、中国で初めての軌道上応用を実現。この貯蔵タンクは第801研究所と第800研究所が共同で開発。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月10日