第135回中国輸出入商品交易会(広交会)が今月15日に開幕する。広交会プレスセンター主任、中国対外貿易センター副主任の周善青氏は13日、「本広交会の準備作業は順調に進んでおり、現在ほぼ完了している」と述べた。13日現在で215の国及び地域の14万4000人の域外バイヤーが事前登録を行っている。
第135回広交会は今月15日から来月5日にかけて3期に分け、広州市でオフライン及びオンライン展示を行う。展示面積は155万平方メートルで、55カ所の展示エリアを設置。展示ブースの総数は7万4000カ所弱で、出展企業は2万9000社以上(うち輸出展の出展企業は2万8600社)。
中国と世界を結ぶ重要な架け橋である広交会は、企業と製品の世界進出の貿易大ルートだ。民間経済に強い浙江省台州市の1期出展企業の職員が連日、続々と広州に到着している。
台州軒轅国際貿易有限公司の展示会担当者の陳将敏氏は、「2カ月前に新たに開発した商品を準備した。海外取引先は興味を持ってくれるだろう。当社はポンプや金属製品を生産・販売する貿易会社で、広交会の常連だ。昨年の広交会が閉幕すると、多くの取引先が当社に集まり、受注に漕ぎ着いた」と述べた。
台州万浩進出口有限公司の責任者である蒋仙根氏は、「当社は高級靴類の販売を中心としている。商品は米国及び欧州市場に輸出。当社はイタリアや米国などで開催された専門的な展示会に出展したことがあるが、広交会ではまだニューフェイスだ」と説明した。
企業が取り組むと同時に、政府も遅れていない。
例えば台州市レベルで700人規模の展示業務訓練イベントを開き、展示前の準備、出展の規律、展示会サービスなどの指導を行った。企業の出展の効果をさらに拡大し、展示会の影響力を高めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月15日