share

中国製品の新たな波が再来へ=露メディア

中国網日本語版  |  2024-04-15

中国製品の新たな波が再来へ=露メディア。

タグ:中国製 ハイテク 自動車 エネルギー

発信時間:2024-04-15 10:40:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国の安価な商品はかつて世界を席巻した。今や西側の一部の専門家は、「中国製」の繁栄がすぐに再現されるが、今回はハイテク分野になると予想した。それでは西側諸国は「チャイナ・ショック」の第2波にいかに対応するのだろうか。ロシアメディア「ロス・ビジネス・コンサルティング」が伝えた。

 ロシア高等経済学院欧州・国際総合研究センターの専門家であるワシリー・カーシェン氏は、「90年代から21世紀初頭のチャイナ・ショックの第1波後の国際政治環境の変化に伴い、その第2波が間もなく訪れようとしている」と述べた。

 中国は国際的な生産チェーンにおける地位を完全に変えた。衣料品や玩具だけでなく、自動車、工作機械、太陽エネルギー設備、ハイテク製品も生産する。西側の新たな「チャイナ・ショック」は、中国への新たな輸出規制の前触れだ。第1波と異なり、中国は今や欧米及び日本のメーカーの競争相手となっている。

 モスクワ国立大学アジア・アフリカ諸国研究所のマスロフ所長は、「中国はこの10年で技術製品の質を持続的に高め、生産コストを落とした。現在はタイやインドなどのアジア諸国も中国に倣い、西側エコノミーに相当強い圧力をかけている。そこで西側諸国は中国の発展を遅らせようとしている」と述べた。

 マスロフ氏は、西側は中国の経済発展を次の3つの方法で妨害すると推測した。(1)中国に持続的に圧力をかけ、多くの技術の中国進出を阻止し、中国企業に利用させない。(2)中国企業の西側市場への進出を規制する。(3)グローバル企業の中国市場進出を阻む。マスロフ氏は、「チャイナ・ショックの第2波が生じるのは明らかだ。この流れは実際に顕在化している。西側諸国は中国の新たな影響力が訪れる時を極力遅らせようとしている」との見方を示した。

 第1波は米国に多くのメリットをもたらした。米国市場の消費財の価格が低下し、低・中所得層が多くの利益を手にした。一部のエコノミストは、中国製品の新たな波がすぐにも、再び世界に押し寄せると予想した。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月15日

Twitter Facebook を加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダウンロード

日本人フルタイムスタッフ募集     中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで