開催中の第135回中国輸出入商品交易会（広交会）において、国産電動トランクが脚光を浴びた。荷物を入れ走行するだけでなく椅子にもなる。これは域外バイヤーの会場での移動の需要を正確に把握した。

　本広交会の出展業者、爱爾威智能科技有限公司の責任者は、「すでに1万台以上の契約を交わした。徹夜で常州から運んだ1000台以上の現品も売り切れた。この電動トランクは昨年30万台以上輸出した。今年の広交会でも問い合わせに来る業者が後を絶たない」と説明した。

　「アメイジング」「ナイス」と褒め称える声が、広交会の各展示エリアで響く。域外バイヤーは新技術と新製品に興味津々だ。

　数秒でビジネス文書を生成する大規模言語モデルは、各種シーンを結びつけ深く応用することで、ユーザーの生産性と生産の質を高める。教育、自動車、都市などの各分野の人々の実需を満たす。

　床を掃き、窓を磨き、草を刈るといった、さまざまな用途を持つ多くのスマートロボットも続々登場した。ロボットも本広交会でソフトウェアをアップデートした。例えば異なる環境を認識し、AI音声対話を完了するなどで、実にスマートだ。

　可変式テレビはOLED柔軟ディスプレイを使用。広げると視聴中の最高のアングルが得られ、曲げるとゲームなどのシーンにおける没入型の体験をもたらす。この消費者をより良く理解する家電は海外業者から熱視線を浴びている。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年4月25日