蔵北高原で、チベット那曲欧瑪亭嘎100MW風力発電プロジェクトの全設備容量が系統接続し、発電を開始した。毎年約2億kWhのクリーン電力を提供できる。天山北麓で、新疆華電610万kW新エネ拠点が着工された。敷地面積は約990平方キロメートルで、太陽光、太陽熱、火力などの各種エネルギーが相互補完し発電を行う。
今年に入り、中国のエネルギーモデル転換のペースが上がっている。国家エネルギー局が22日に発表したデータによると、3月末までの全国の累計発電設備容量は前年同期比14.5%増の約29億9000万kW。うち太陽光発電は同55.0%増の約6億6000万kW、風力発電は同21.5%増の約4億6000万kWとなっている。
中国の風力及び太陽光発電の設備容量は23年に8、9、10億kWを突破し、このほどさらに11億kWを突破した。全国の発電設備容量に占める割合は約37.3%。発電設備容量のグリーンで低炭素な発展の流れが続いている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月25日