中国税関総署が23日に発表したデータによると、中国は2024年3月末現在で26のエコノミーとAEO(認証経営者)相互承認協定に署名し、52の国及び地域をカバーしている。相互承認協定の数、相互承認の国及び地域の数でいずれも世界一となっている。
AEO制度では、税関が企業の信用状況、法律遵守、安全水準の認証を行う。認証に合格した企業は税関から優遇措置を受けられる。AEO企業は税関の信用等級が最も高い企業として、優先手続き、監督管理の減少、サービス最適化など一連の優遇管理措置を受けられる。企業の貿易コストを効果的に下げ、国際的な競争力を高められる。
24年3月末現在の全国のAEO企業は5860社で、貿易の実績を持つ企業の1.19%を占めている。同期の中国の貿易額に占める割合は36.31%。税関のAEO企業への便利な措置は、貿易の質の高い発展の促進に向け積極的な力を発揮している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月24日