中国企業は過去8年で最速のペースで海外に投資している。ブルームバーグが26日、ウェブサイトで伝えた。
中国の有力企業が海外工場を建設するに伴い、中国の対外直接投資がこの8年で最大になっている。この転換は中国の輸出拡大に対する批判を和らげるだろう。
先週発表されたデータによると、中国の今年第1四半期の非金融類直接投資は2430億元弱にのぼった。第1四半期としては2016年以来の最大の数値で、前年同期比で13%近く増えた。
中国が競合相手をリードする業界(EVや太陽光など)の企業が先頭に立っている。これらの投資は市場への大量輸出により現地のメーカーを破産させるのではなく、海外市場で雇用と経済成長を創出することで貿易関係の緊張を緩和できる。
今週発表された別の報告書によると、中国のASEAN製造業への投資が激増しており、昨年はほぼ3倍増加した。これは米国・韓国・日本企業の合計の2倍弱の規模だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月29日