「過剰生産能力」は4月以降、中国と欧米諸国の新たな対立の種になっている。28日付シンガポール華字紙「聯合早報」が伝えた。
シンガポールに本社を置くEagleREグループの事業の9割が中国にあり、欧州と中央アジアに中国製の太陽電池などの半製品を輸出している。同社の傅園齢CEOは取材で、「中国の新エネ製品は低価格で勝つのではなく、長年に渡り蓄積した全産業チェーンの強みを持つ。太陽光発電、風力発電、電気自動車など、中国のように全チェーンの生産を把握している国は今のところ他にない。中国から製品を輸入しないとしても、中国製の半製品をまったく使用しないことはできない。完全なデカップリングのコストは非常に高額だ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月29日