米EVメーカー・テスラのイーロン・マスクCEOが29日、訪中日程を終えた。複数の海外メディアは、マスク氏が今回の訪中で多くの成果を手にし、テスラの株価が米国時間29日に15%上がったことに注意した。
英紙「フィナンシャル・タイムズ」は、「テスラの株価は29日、15%高の194.05ドルをつけた。同社の時価総額は6185億ドル。暴落を経たテスラの株価は過去1週間で3分の1以上持ち直した」と伝えた。
米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は、「マスク氏の訪中後にテスラの株価が15%上がり、21年以来の最大の上げ幅となった」と伝えた。
ブルームバーグはテスラの株価急騰について、「テスラの四半期ベースの利益が前年同期比で2020年ぶりに減少した。そのフルセルフドライビング(FSD)技術が中国で認められれば、同社の発展の力強い支えになる。同社の第1四半期の自動車販売台数は、値下げにも関わらずやや減少した。マスク氏は同社の10%以上の人員削減を進めており、廉価版を含む新車の開発を急ごうとしている」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月30日