中国国家鉄道集団有限公司(以下、国鉄集団)が明かした情報によると、今年1~4月の中欧列車の運行本数は6184本、貨物輸送量は67万5000TEUで、前年同期比それぞれ10%と11%増加した。2024年4月末時点で、中欧列車の運行本数は8万9000本を超え、欧州25カ国223都市に通じた。
今年に入り、中欧列車の運行能力は向上している。国鉄集団は中欧列車の西安、重慶、義烏からグルジア・ポチ、トルコ・イスタンブールまでの南ルートの輸送テストを継続的に行い、新疆ウルムチを出発しイタリア・サレルノのカスピ海と黒海を跨ぐ中欧列車の運行に成功した。中欧列車南ルートの輸送体制は徐々に整い、1~4月の南ルートを通る中欧列車の運行本数は12本で、前年同期比71%増加した。
国鉄集団貨物輸送部の担当者は、「中欧列車は質の高い運行を維持し、国際サプライチェーンの安定を保障し、中欧の相互接続を促し、中国の貿易とハイレベルの対外開放の促進に輸送サービスの面で保障を提供した」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月14日