中国の中小企業の生産及び販売が今年に入り持続的に改善されている。特に「専精特新(専門化・精密化・特徴化・新規性)」中小企業のイノベーションの活力が急速に引き出され、力強い発展の勢いを示している。
工業・情報化部賽迪研究院の最新データによると、中国の専精特新イノベーション指数は前年同期比25.2%増の286.4。産業別に見ると、新材料及び生物の2大産業がイノベーションの高い活力を保ち、イノベーションの成果の形成が加速している。
江蘇省蘇州市の太倉ハイテク区で、この小巨人企業は自主イノベーションにより人工知能とドローンを結びつけ、業界初となる100%独自のドローン巡回点検システムを発表した。電力巡回点検や農林植物保護などの分野でより大きな市場を切り開いた。同社の受注は今年に入り60%以上増えている。同社は目下、新たなスマート工場の建設を急ピッチで進めており、今後の受注対応をサポートする。
各地は今年に入り、中小企業による専精特新発展への支援を拡大している。北京は全市で100の専精特新サービスステーションを建設し、企業に専門的なサービスを提供する。重慶市は科学技術によるスマート化、デジタルエンパワーメント、金融サポートなどを実施し、中小企業段階別育成体制を構築している。
データによると、企業入札状況及び人材採用数などを含む4月の専精特新拡張指数は前月比59.9%増の249.3で、企業の対外拡張能力が大幅に強化されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月16日