「協力・相互信頼・チャンス」をテーマとする第8回中国・ロシア博覧会(以下「同博覧会」)が16−21日にハルビン市で開催されている。40以上の国及び地域の120以上の国内外代表団が参加。10年の歩みを経た同博覧会はすでに、世界が中国の高水準対外開放の成果を共有する大舞台になっている。
同博覧会の国際展示エリアはさながら「地球村」で、世界各地の特色ある品物が集まり、世界各地の出展業者とバイヤーを集める。参加者は同博覧会が提供する「中国のチャンス」をより重視する。
特色商品、越境EC、互市貿易、文化観光などの展示・交流の他に、同博覧会はさらに地方協力、経済・貿易・投資、医療・教育など一連の関連イベントを開催する。
黒竜江省貿促会の陳士軍会長は、「関連イベントを見ると、本博覧会は産業マッチング、企業誘致・資金導入、国際協力、観光消費、その他の分野の40数回の関連イベントを集めている」と説明した。
同博覧会は中国の特大規模の市場の強みを引き出している。各国はこの場を積極的に利用し市場を開拓し、協力を掘り下げている。
中国の地図をめくると、黒竜江省は中国の東北部の果てに位置する。さらに世界地図を見ると、ここは東アジアの中心で、中国の北向き開放の最前線だ。
中国最北の省である黒竜江省は東北全面振興の重大なチャンスをつかみ、中国最北の自由貿易試験区の建設を強化し、「一帯一路」共同建設に深く溶け込んでいる。国際協力プラットフォームの構築に取り組み、「最果てから最前線」への転身を実現しようと努力している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年5月17日