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中部博覧会で感じる、中部台頭の原動力

中国網日本語版  |  2024-06-04

中部博覧会で感じる、中部台頭の原動力。

タグ:中部博覧会

発信時間:2024-06-04 15:01:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

32の国と地域の商品が出展。世界トップ500社、グローバル企業、域内外有名ビジネス協会の代表者ら1万人以上が出席。中部6省が契約を交わしたプロジェクトは計284件で、投資総額は2511億4800万元。5月31日から6月2日にかけて湖南省長沙市で開催された第13回中国中部投資貿易博覧会(以下「中部博覧会」)には業界関係者が殺到した。これは中部博覧会の魅力を示すものであり、中部台頭の溢れんばかりの原動力が引き出された。

「中部台頭」のチャンスを掴むことは、業界関係者の共通認識になった。ウォルマートは湖南省を20年間深耕し、ウォルマートを16店、会員制スーパーのサムズを2店、物流配送センターを1カ所開いた。ウォルマート(中国)投資有限公司事業部華東区総責任者の楊溢氏は、「中部地区は当社が重点的に注目するエリアで、今後も注目を続ける」と述べた。

独TKMグループアジア太平洋区董事総経理の潘雲喜氏は、「中国市場、特に中部台頭に期待している。中国沿岸部から中西部に移転し、中西部に投資する企業が増えている」と述べた。

中国商務部副部長兼国際貿易交渉副代表の凌激氏は、「中部博覧会はすでに、中部地区台頭戦略の実施と中部6省の国際経済・貿易協力拡大の重要な場になっている。商務部は中部6省がその地理的位置や科学イノベーションの強みを発揮し、外資導入及び利用を拡大し、中国・アフリカ経済貿易深度協力先行区や自由貿易試験区などの開放的な場の構築を急ぎ、高水準の開放を持続的に拡大することをこれまで通り支持する」と述べた。

4万平方メートルの展示ホールに入ると、先進的で軽量の小型SARリモートセンシング衛星、5G+水素エネルギー自動運転トラクター、量子暗号化イヤホン、炭素繊維複合材料軽量スポーツ航空機など、中部各省がもたらしたハイテク製品が次々と目に入る。

湖南山河星航実業股份有限公司の鄧宇総経理は、「この軽量スポーツ航空機は自動車のハイオクガソリンを燃料とし、燃料満タンで1300キロ飛行できる。この中国が完全に独自に設計・製造し民間航空耐空性認証を得た炭素繊維複合材料軽量スポーツ航空機は現在260機以上交付されており、中国市場で70%以上のシェアを占めている」と説明した。

中部地区の各省は現在、現地に適したやり方で現代化産業体制を構築している。伝統産業のモデル転換と高度化を促し、新興産業の育成と強化に取り組み、未来産業を計画している。統計によると、中部の国家級戦略的新興産業クラスタが全国に占める割合は27.3%で、国家先進製造業クラスタは17.8%。

今回の中部博覧会で、中部6省が契約を交わしたプロジェクトは計284件で、投資総額は2511億4800万元。うち国内資本プロジェクトは276件で、投資総額は2412億4300万元。外資プロジェクトは8件で、投資総額は13億7000万ドル。各省の特別テーマイベント現場で契約されたプロジェクトは130件で、投資総額は1458億5500万元。

  「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月4日


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