イギリスのデイリー・エクスプレス紙ウェブ版が6月12日に伝えたところによると、イギリス人専門家はイギリス政府に対し、EUに倣い中国の電気自動車に高額の関税を課さないよう求めた。消費者に多大な影響を及ぼすためだという。
イギリスの自動車取引会社の営業部長イアン・プラマー氏は、EUが数週間の威嚇をした後、中国産の自動車に追加関税を課すことを決め、失望させられたと話した。
プラマー氏は、イギリスが類似の規定を打ち出した場合、消費者の選択を制限し、価格は高水準を維持することになると述べた。
また、企業間の「公開競争」は「グリーンプレミアム」をなくすことにつながり、ドライバーの電気自動車選択を促すと話した。
記事によると、イギリスは中国の電気自動車に追加関税を課すかどうかまだ決定していない。
プラマー氏は、「私たちはイギリスが同じような行動をとらないことを望んでいる。イギリスのドライバーは電気自動車分野で経済的な選択ができなくなっている。そのため、消費者の選択をさらに制限する必要はない。私たちは消費者の選択を減らすのではなく、公開競争を通して革新を促進するしかない」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月16日