米国がタングステンを含む中国の重要鉱物資源の輸入関税を引き上げると発表した件について、中国商務部の何亜東報道官は20日、「米国側は国際経済・貿易ルールを無視し、頑なに対中追加関税(301条関税)を維持し引き上げ、経済・貿易問題を政治化・武器化している。これは両国首脳の重要な共通認識に合わない、典型的な政治的操作だ」と述べた。
何氏は商務部が同日開いた会見で、「米国側は5月14日、既存の対中追加関税を踏まえた上で、中国から輸入する電気自動車、リチウム電池、太陽電池、重要鉱物などへの追加関税をさらに引き上げた。中国側はこれに断固反対し、厳重抗議した。米国側は間違ったやり方を直ちに正し、対中追加関税を取り消すべきだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年6月21日