交通物流は実体経済の「風見鶏」で、その忙しさは中国経済の活況ぶりを直接反映する。
データによると、中国の昨年の営業性貨物輸送量は前年比8.1%増の547億4700万トンで、完成貨物回転量は同6.3%増の24兆646億トンキロ。通年の地域を跨ぐ人員流動量は同30.7%増の612億8800万人。中国は運輸が最も忙しい国の一つになった。
特に貨物輸送がより秩序正しくなっている。1日平均の貨物輸送量は1億5000万トンで、うち列車は約1400万トン、自動車は1億1000万トン、船舶は2500万トン、航空機は2万トン。毎日配達される宅配便と荷物は約4億5000万件で、うち宅配便は3億6000万件。
昨年からの経済・社会の常態化運行の全面的な再開に伴い、国際輸送の顕著な回復が大きな特徴となっている。
公報によると、中国の2023年の民間航空国際線旅客輸送量は前年比1461.7%増。中欧班列の通年の運行本数は同6%増の1万7000本で、貨物輸送量は同18%増の190万TEU。港の貿易貨物取扱量は同9.5%増、貿易コンテナ取扱量は同5%増。国際(香港・マカオ・台湾を含む)宅配便業務量は同52%増の30億7000万件。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月2日