駐中国使節100人が7月9日、招きに応じて駐中国使節「国営企業見学」シリーズ活動に参加した。使節らは中国石油を訪れ、中国のエネルギー産業の発展を目にし、中国のグリーン化転換の歩みを感じとった。
中国石油のクレーンが他の設備と協力し重さ4000トン以上の石油化工設備を楽に吊り下げることができるという話に、使節らは驚きの声を上げた。また、中国企業と自国のエネルギー協力事業を目にすると、興奮した様子で事業の成果をすぐにシェアした。伝統のエネルギーと新エネルギーの総合発展の新構造の構築、バイオディーゼル燃料や水素エネルギーなどのグリーンエネルギー分野の協力の実現、中国のエネルギー企業の各国への発展のチャンス提供などについて、使節らは次々と質問をし、携帯電話で撮影して記録し、多くの使節が現場で協力のチャンスを見つけた。
イエメン駐中国大使のムハンマド・アル・マイタミ氏は、「我々は石油と天然ガスの採掘が環境に試練をもたらすことを知っているが、中国の石油企業が技術と環境保護を結びつけている点に興味を持った。これらの最新技術は世界にとって重要な意味があり、自分の国もこれらの技術を運用したい」と述べた。
コスタリカ駐中国大使のアルフレード・オルトゥーニョ氏は、「私たちの国コスタリカは、グリーン発展を全ての発展目標の中に入れている。今回、中国はバイオディーゼル燃料を生産できることを知った。これは再生可能エネルギーであり、私たちのグリーン発展に非常に重要である。そのため、この分野で中国と協力したい」と述べた。
近年、グリーン低炭素モデル転換発展の推進、カーボンピークアウト・カーボンニュートラル目標に後押しされ、中国と世界のエネルギー協力はグリーン化が進んでいる。駐中国使節は、中国のエネルギー産業はグリーン発展を絶えず推し進め、世界の手本になっていると示した。
ボリビア駐中国大使のウガ・サイラス氏は、「グローバルサウス国にとって、最も重要なことは発展だが、発展と同時に、環境も保護する必要がある。ボリビアは中国と同様に、気候変動対策に共同で力を入れている。中国がグローバルサウス国とのこの分野での協力に力を入れていることは、重要な貢献である」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月21日