「中国が輸出する自動車10台中4台はEVで、機関車10両中7両は電気機関車で、蓄電池の9割弱はリチウム電池だ」これは30日の国務院新聞弁公室の会見で発表されたデータで、中国の貿易の質の高い発展が手にした最新の成果を示した。
データによると、中国の物品貿易額は7年連続で世界一で、150を超える国と地域の主要貿易パートナーになっている。 貿易会社の数は12年の2倍弱。 自動車、集積回路、リチウムイオン電池などのハイテク、高付加価値、グリーン製品の23年の輸出額は12年比で8倍増、1.8倍増、15.2倍増。中国の今年上半期の貿易額は、同期としては過去最大で初めて21兆元を突破。貿易の好転の流れがさらに定着した。
新たな質の生産力の発展が貿易の新たな原動力を持続的に引き出し、貿易の「規模安定・質向上」を促進していることに注意が必要だ。23年にはEV、太陽電池、リチウムイオン電池を代表とする中国の「新御三家」の輸出額が初めて1兆元を突破し、増加率が29.9%にのぼった。今年5月には第135回中国輸出入商品交易会(広交会)が無事閉幕した。新たな質の生産力の発展の最新の成果が集中的に展示された。新製品、新技術、グリーンなテーマが広く注目を集め、活発に取引が行われた。
グリーンでハイエンドな製品供給は、世界の消費者の需要をさらに満たし、世界の気候変動への対応に中国の力を捧げた。国際エネルギー機関の試算によると、世界のEV販売台数は30年に約4500万台に達し、23年の世界の販売台数の3倍、中国の生産台数の5倍にのぼる見込みだ。世界市場の消費アップグレードとグリーンな発展の需要は、新エネ車などのグリーン製品の好調な売れ行きを維持する見込みだ。
また中国には特大規模の市場と整った産業体制がある。これに貿易安定の各種措置が持続的に奏効することで、中国の貿易はさらに長期安定となり、グリーンな発展の道を歩み続ける。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月1日