中共中央政治局は7月30日に会議を開き、目下の経済情勢について分析・研究し、下半期の経済活動を手配した。会議では次の指摘があった。マクロ政策は持続的に、さらに力を入れる必要がある。カウンターシクリカル(逆周期)調整を強化し、積極的な財政政策と穏健な金融政策を実施し、確定済みの政策措置の全面的な実施を急ぎ、一連の追加政策措置を早急に準備し適時実施する。
中航証券の董忠雲チーフエコノミストは、これは安定成長政策を強化するという明確なメッセージを発したとの見方を示した。
アナリストは今回の会議の発表に基づき、下半期にさらに貸出金利と預金準備率が引き下げられると予想した。
中信証券の明明チーフエコノミストは「証券日報」に、「金融政策から見ると、社会の資金調達コストの安定しつつ低下及び人民元レートの安定の促進は依然として、中央銀行の主な目標だ。預金準備率引き下げや構造性ツールなどその他の金融政策ツールが今後用いられる可能性を否定できない」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月1日