多くのアフリカ諸国がDXのペースを上げている。中国はこの過程における挑戦を認識しており、各国が統一的で団結力あるデジタル化の未来を実現するようサポートに力を入れている。セネガルのウェブサイト「We Are Tech」が31日、伝えた。

中国とアフリカ26カ国は29日、今後数年のデジタル協力を加速する行動計画を発表した。これは北京で開催された中国・アフリカデジタル協力フォーラムでの決定だ。行動計画は、デジタル政策、デジタルインフラ、デジタルイノベーション、DX、デジタル安全、デジタル能力という6つの重点を掲げた。

中国工業・情報化部の金壮龍部長は、「企業がアフリカ諸国と、モバイル通信、データセンター、海陸ケーブルなどの分野で実務協力を実施し、共に5G・6G、サイバーセキュリティ、高性能計算、量子通信などのデジタル技術の発展及び普及を促進することを支持する。企業、シンクタンク、大学などが能力建設協力プラットフォームを共同建設するよう奨励する」と発表した。

アフリカは常に「一帯一路」共同建設の重点だ。デジタル技術は中国が最も得意とする分野で、同イニシアティブの中で頻繁に応用されている。関連プロジェクトによると、すでに6万キロ以上の復数の海底ケーブルが敷設され、アフリカと欧州、アジアとアメリカ大陸主要地域の相互接続を改善した。

デジタル発展が遅れているアフリカ諸国も多い。上述した行動計画はこの格差を縮小し、デジタルインフラ強化、技能向上、イノベーション奨励、デジタル安全保証、研究開発及び電子政務の促進に機会を提供するものだ。この措置はアフリカのデジタルの潜在力を引き出し、社会及び経済の発展を加速する見込みだ。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年8月2日