データによると、外国籍訪中人員のモバイル決済利用の意欲が高まっている。今年上半期には500万人以上の入境人員がモバイル決済を利用し、前年同期比で4倍増となった。取引件数は9000万件以上、取引額は140億元以上で、いずれも同7倍増。
中国人民銀行支払・決済司の厳芳司長は、「モバイル決済に慣れた外国籍人員は、域外の携帯電話番号を直接使い微信や支付宝に登録し、域外カードを紐づけして支払うことができる。シンガポール、マレーシア、タイ、韓国などからの入境人員はさらに現地の電子ウォレットを使いコードスキャンで決済でき、その他の携帯アプリをインストールする必要はない」と説明した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月3日