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中国のエネルギー供給能力が着実に向上

中国網日本語版  |  2024-08-06

中国のエネルギー供給能力が着実に向上。国家エネルギー局はこのほど、上半期のエネルギー発展の「成績表」を発表した…

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発信時間:2024-08-06 14:04:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国家エネルギー局はこのほど、上半期のエネルギー発展の「成績表」を発表した。一連のデータが、新型エネルギー体制の計画・建設加速の実際の成果及び効果を示した。

消費を見ると、全社会の電力消費量は前年同期比8.1%増の約4兆7000億kWh。工業はエネルギー消費増けん引の主力で、全社会の電力消費量の増加への寄与度が57%を超えた。

供給を見ると、石炭の1日平均生産量は1200万トン以上を維持。原油生産量は同1.9%増、天然ガス生産量は同6%増。グリーンで低炭素なモデル転換に新たな進展があった。国家エネルギー局新エネ・再生可能エネルギー司の潘慧敏副司長によると、全国の再生可能エネルギー発電新規設備容量は同24%増の1億3400万kWで、全国の新規設備容量の88%を占めた。再生可能エネルギー発電量は同22%増の1兆5600億kWh。6月末現在、風力発電及び太陽光発電の設備容量が石炭発電を超えている。

新型蓄エネは新型エネルギー体制及び新型電力システムの建設を支える重要技術だ。国家エネルギー局エネルギー節約・科学技術設備司の辺広琦副司長によると、中国の新型蓄エネ設備容量が安定的に拡大している。上半期までに完成し稼働済みの新型蓄エネプロジェクトの累計設備容量は4400万kW以上で、2023年末比で40%以上増えた。地域別に見ると、西北及び華北地区の稼働済みの新型蓄エネ設備容量は全国の50%以上を占めている。

再生可能エネルギーグリーン電力証書は、中国の再生可能エネルギー電量環境属性の唯一の証明であり、1のグリーン電力証書機関が1000kWhの再生可能エネルギー電量に対応。グリーン電力証書制度の実施は、再生可能エネルギーの開発及び利用促進の力強い足がかりだ。

国家エネルギー局電力業務資格管理センターの陳静副主任によると、2017年にグリーン電力証書制度を実施してからのグリーン電力証書累計発行数は約7億700万枚。上半期に全国でグリーン電力証書市場取引に参加した買い手企業及び個人主体は前年同期比4倍増の3万9000社で、取引されたグリーン電力証書は同6倍増の1億6000万枚(うちグリーン電力取引に伴うグリーン電力証書は7737万枚)。

陳氏は、「6月に国家グリーン電力証書発給取引システムが正式にリリースされた後、システムは再生可能エネルギー登録情報プラットフォームと接続し、各電気事業者及び電力取引機関のすべての電量データを集めた。グリーン電力証書の審査・発給時間が85%短縮され、発給効率が上がった」と述べた。

またエネルギーの新業態の投資が加速している。新型蓄エネ投資、バッテリー充電・交換インフラ、水素エネルギー投資などが高い増加率を保っている。上半期のエネルギー新業態重点プロジェクト投資額は前年同期比13.9%増。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月5日

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