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japanese.china.org.cn |06. 08. 2024

米国の景気後退の懸念、アジア太平洋の株価が軒並み下落

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中国網日本語版  |  2024-08-06

米国の経済及び雇用データの疲弊により、投資家は米国の景気後退を危惧している。5日にはアジア太平洋各地で株価が暴落し、一部の市場ではパニック的な投げ売りが発生した。市場アナリストは、米国経済のソフトランディングという楽観的な見方が衝撃を受け、市場では代わりにハードランディングへの懸念が生じたと指摘。

当日の日経平均株価の終値は3万1458円.42銭で、前取引日比で4451円28銭安となり、12.40%安の記録的な下げ幅となった。韓国総合株価指数は2441.55で引け、前取引日比で234.64ポイント安(8.77%安)で、サーキットブレーカーが発動した。シンガポールST指数の終値は3243.67で、前取引日比で137.78ポイント安(4.07%安)。豪州ASX 200指数の終値は7649.6で、前取引日比で293.6ポイント安(3.7%安)。ニュージーランドのNZX 50指数は1万2264.49で、前取引日比188.55ポイント安(1.51%安)。

歩行者が東京で5日、リアルタイムの株価を表示するディスプレイの前を通過した。新華社記者・岳晨星撮影

米国の経済と株価は世界経済及び国際市場の重要な構成部分であり、その変動の影響は過小評価できない。豪紙「オーストラリアン」は、「米国の経済及び雇用データが振るわず、大型テック企業の業績への失望があり、米国の株価が2日に下落した。5日のアジア太平洋各地の株価下落はその延長線上にある」と指摘した。

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