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新エネ乗用車の浸透率が50%超に、その意味とは?

中国網日本語版  |  2024-08-13

新エネ乗用車の浸透率が50%超に、その意味とは?。

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発信時間:2024-08-13 14:57:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

乗用車市場情報連席会がこのほど発表したデータによると、7月の中国の新エネ乗用車市場小売台数は前年同月比36.9%増の87万8000台で、浸透率は同15ポイント増の51.1%だった。小売浸透率が月間で初めて50%を上回った。多くの業界関係者は、新エネ車の小売販売台数が初めてガソリン車を超えたことは、自動車業界が新たな発展段階に入ることを意味すると見ている。

乗用車市場情報連席会の崔東樹秘書長によると、新エネ車浸透率とは乗用車全体の販売台数に占める新エネ車の割合を指す。浸透率の上昇は、新エネ車がより多くの消費者から認められたことを意味する。

崔氏の分析によると、初の50%超えは主に、中国の日増しに改善される自動車製造体系によるものだ。特に中国メーカーはPHEV技術を発展させ、PHEVとレンジエクステンダーの技術のブレイクスルーを実現した。世界のPHEV市場における中国のシェアは78%。また国家発展改革委員会と財政部は7月に「大規模設備更新と消費財の買い替えへの支援強化に関する若干の措置」を通達し、EVやPHEVなどの新エネ車への補助をガソリン車以上にし、新エネ車の発展をさらに促した。

データによると、7月22日までの年内に新たに94モデルの乗用車が発表された。うち新エネ車は71モデル、ガソリン車は21モデルで、前者が75.53%を占めた。

中国電動汽車百人会の張永偉副理事長兼秘書長は、「自動車メーカーは十分な競争と進化の加速という常態に早急に適応しなければ受け身になる。企業は内包的発展と社会融資拡大式発展を融合させた道を歩むべきだ。企業間で協力を強化し、相互補完し、良好な循環を形成する。また自動車メーカーの海外進出を奨励し、海外での投資と生産を強化し、グローバル化を通じ自動車製造能力を効果的に利用するべきだ」と分析した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月13日

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