中国の科学者はこのほど、反物質を探る研究で大きく前進した。中国科学院近代物理研究所などの科学研究者は国際共同実験・研究に参加し、「反超水素−4」と呼ばれる反物質を発見した。これは科学者が現在まで実験で観測しているうち最も重い反物質ハイパー核だ。
この発見により、反物質及び物質・反物質対称性の模索で新たに重要な一歩を踏み出した。これは宇宙早期の大爆発の謎の解明を促す。関連する研究成果は北京時間21日、国際的な学術誌「ネイチャー」に掲載された。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月22日