19日に開かれた国務院常務会議は、『ハイレベルの開放によるサービス貿易の質の高い発展の推進に関する意見』と『外商投資参入特別管理措置(ネガティブリスト)(2024年版)』を議決した。
専門家は、『ハイレベルの開放によるサービス貿易の質の高い発展の推進に関する意見』と『外商投資参入特別管理措置(ネガティブリスト)(2024年版)』はサービス貿易分野の開放の発展および外資参入のさらなる緩和などを取り決め、措置が多く、強度が高く、中国の制度型開放を安定的に拡大する具体的行動だと示した。
会議は、サービス貿易の発展加速はハイレベルの対外開放の拡大、貿易発展の新たな原動力の形成に必要なことだとした。サービス貿易の自由化・便利化レベルを引き上げ、越境サービス貿易のネガティブリストを全面的に実施し、サービス業の開放拡大の総合試行モデルを推し進め、人材、資金、技術成果、ビッグデータなどの資源要素の国境を越えた流動を促す必要がある。また、サービス貿易の重点分野の革新発展を推し進め、サービス貿易と貨物貿易の相互融合を促進し、金融、コンサルティング、設計、認証・認可などの専門サービスの国際化発展を支援し、新たなサービス貿易の成長点を形成する必要がある。
会議は、外資参入をさらに緩和し、製造業分野の外資参入規制措置を全面的に廃止し、通信、教育、医療などサービス分野の開放を推し進めるとした。また、新情勢に合わせて外資誘致政策を調整し、外商の合理的要求に即時対応し、ビジネス環境を改善し、サービス保障などの面でより多くの実務的な措置を打ち出す必要があるとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月25日