下半期に入り、A株市場上場企業や上場企業大株主による自社株買い総額が顕著に増加ている。
上海証券報の統計によると、8月26日現在、今年下半期に984社のA株市場上場企業が自社株買いを実施し、自社株買い実施社数は前年同期の405社から142.96%増加した。自社株買い総額は前年同期の2.2倍の292億3500万元に達した。これと同時に、自社株買い計画を打ち出した企業の数も185社と、前年同期から83.17%増加した。予定自社株買い上限が200億元超と、前年同期を30%近く上回った。
それだけでなく、多くの上場企業の実質支配人、役員なども自社株買いを行っている。8月24日の1日だけで、金隅集団、聯環薬業など複数の上場企業が大株主による自社株買い進展公告を発表した。7月から現在までに、大株主が2級市場で自社株買いを行った企業の数が364社と、前年同期から9割近く増加し、自社株買い金額が前年同期から3割近く増加した。
特筆すべきは、多くの業界トップ企業が「大口買い」を続けており、かつ実質支配人が率先して自社株買いに動いていることが今回の「自社株買いブーム」の鮮明な特徴となっていることだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月27日