中国国家税務総局の増値税インボイスデータによると、今年1−7月には各業界で売上が大幅に増加し、全国統一大市場の形成が加速した。
中国の製造業のハイエンド化発展が1−7月、着実に進んだ。ハイエンド設備製造業の売上は前年同期比8.3%増で、ハイテク製造業は同8.4%増。うち高速列車、海洋プロジェクト設備、宇宙船及びロケットなどの「大国重器」製造業の増加率はいずれも20%以上。
全国統一大市場の形成が加速し、省間取引額が前年同期比3.8%増加し、すべての売上に占める割合が40.6%にのぼり、徐々に上昇する流れを示した。京津冀、長江デルタ、珠江デルタの3大動力源エリアの企業の売上が占める割合は、昨年通年比で0.7ポイント増の56%にのぼり、経済けん引効果がより顕著になった。
グリーンなモデル転換が持続的に加速している。クリーンエネルギー発電の売上は前年同期比12.1%増で、工業企業の環境ガバナンスサービス購入額は同18%増。
海外旅客の「中国旅行」が活況を維持している。ショッピング離境税還付を申請する海外旅客数は前年同期比3.6倍増で、還付額は同1.6倍増。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月28日