オランダのデータ保護局は26日、米オンライン配車サービス運営業者のウーバーに2億9000万ユーロの制裁金を科すと発表した。欧州で働く運転手の個人データを米国に送ったことが理由だ。
同局によると、ウーバーは欧州で運転手のセンシティブ情報(アカウント情報、位置情報、写真、決済情報、身分証など)を集め、さらには犯罪歴や医療データとも関連があったという。これらのデータは2年以上に渡り、適切な伝送メカニズムを経ずしてウーバーの米国本社に送られ、データが十分に保護されなかった。この行為はEUの「一般データ保護規則」の深刻な違反に当たるという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月27日