今年に入り、グリーン商品の市場供給の充実化に伴い、中国のグリーン消費に急成長の傾向が見られ、生産生活スタイルのモデル転換が進んでいる。
国は近頃、新ラウンドの消費財下取りに力を入れ、よりグリーンで省エネの商品に対する補助金基準を引き上げている。一級以上のエネルギー・水利用効率の冷蔵庫や洗濯機などの家電商品を購入する場合、最終販売価格の20%を補助し、二級以上の商品の場合は15%を補助する。古い車を下取りに出して新エネルギー車を購入する場合は、2万元の補助金を支給する。
最新措置は市場の潜在力を効果的に引き出している。補助金の新基準を真っ先に実施した湖北省では、8月10日以降、二級以上の家電が11万台以上売れ、売上高を6億3500万元押し上げた。
省エネ商品の好調な販売は生産サイドの急速なアップグレードを促している。山東省青島市では、新たに開発された一級エネルギー効率の冷蔵庫の生産を強化している。一部の部品に再生可能なエコ材料を使用するため、冷蔵庫1台あたり0.37トンのCO2排出を削減することができる。下取り政策に後押しされ、このような商品の注文は40%増加した。
グリーン消費の質の向上は、市場を活性化している。最新統計によると、1~7月、一定額以上の単位あたりエネルギー効率が高い等級の家電の小売額伸び率は2桁近くとなり、グリーン建材やグリーン包装などの商品の売上高は大幅に増加した。7月の新エネルギー車小売台数は前年同期比36.9%増加し、市場普及率は5割を超えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年8月31日