英資産管理大手M&GInvestmentsはこのほど、中国株式ファンドの設立を発表し、中国について「世界で最も魅力的な長期株式投資市場の一つ」との期待感を示した。M&Gによると、同ファンドの発表はちょうど中国の株価が下がっている時期に当たり、他にも多くの企業が株主還元水準に注目し始めているという。
浦銀安盛基金は12日、同社を域内投資顧問とし、その外国側株主で世界的に有名な投資機関であるアクサ・インベストメントが今年8月にルクセンブルクで中国A株QFIIファンドを正式に発表し、かつ欧州の13市場で発行を認められたと発表した。浦銀安盛基金によると、今年はアクサ・インベストメントがQFIIを通じ中国市場に投資を始めてから10年目になる。戦略的な目で見ると、現在の市場環境はA株中核資産を取得する好機で、中国の資産価格は回復を迎える見込みであり、海外市場での中国QFIIファンドの発行も外資のA株市場への投資の長期的な自信を示しているという。
本社をニューヨークに置く米クレーンシェアーズは8月末、ニューヨーク証券取引所で中国市場に基づく人工知能(AI)銘柄選別型ETF「クレーンシェアーズ中国アルファ指数ETF(KCAI)」を発表した。
中国の株価の強みは現在、多くの海外機関から注目されている。M&G中国株式ファンド投資マネージャーのデイヴィッド・ペレット氏は、「中国の株価は現在、その経済規模にふさわしくなく、多くの株価上昇に期待できる。また多くの中国企業は近年、経営の強靭性を高めており、かつ配当金と自社株買いを増やすことで株主に還元することをより重視している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月13日