米ブルームバーグ社の報道によると、4日間の中国訪問をまもなく終えるスペインのサンチェス首相は昆山市で11日、EUは中国製電気自動車に対する追加関税計画を見直すべきだと示した。
サンチェス首相は、「率直に言って、私たち全員の立場を再考しなければならない。加盟国だけでなく、委員会もだ」と述べた。また、「EUと中国の間で貿易戦争をする必要はない。双方の間に橋を架ける必要があると思っている。スペインがすべきことは、双方の間で建設的な役割を発揮し、解決策を探り、妥協点を見出すこと」だと示した。
ブルームバーグ社は、サンチェス首相のこのような姿勢は、一部のEU加盟国の指導者が十分な支持を得ようとし、欧州委員会の中国製電気自動車の輸入に対する厳しい規制を阻止する可能性があることを予示していると論じた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月12日