「グローバルサービス、互恵・共有」をテーマとする2024年中国国際サービス貿易交易会(以下「交易会」)が12日、開幕した。発展のチャンスを共有し、産業の成長を促進し、意思疎通と交流を強化する架け橋になった。
出席者及び専門家は、経済グローバル化が逆流に直面し、「世界開放指数」が低下する中、中国のサービス業とサービス貿易の質の高い発展を反映する交易会は、開放拡大とイノベーションけん引の重要な舞台を構築し、回復が緩慢な世界経済に原動力を注いでいるとの見方を示した。
「サービス貿易イノベーション発展試行開放プラットフォームの建設推進」「サービス分野のルール制定の強化」「高基準サービス業開放制度体系の構築の取り組み」など、これまでの交易会で発表された一連の措置はすでに実施され、関係者に利益をもたらしている。
国家サービス業開放拡大総合モデルエリアの建設を掘り下げ、サービス消費の質の高い発展の促進に関する意見を出し、ビザ免除国の範囲を持続的に拡大する。世界は、サービス貿易の発展を加速し、高水準の対外開放を拡大する中国の努力と効果を実感している。
中国の2023年のサービス貿易額は前年比10%増の6兆6000億元で過去最大となった。サービス貿易はすでに、経済グローバル化の重要な推進力になっている。
「イノベーションによるサービス貿易の向上」「サービス分野のルール、規制、管理、標準の相互承認の促進」「サービス市場の対外開放の秩序ある拡大」「サービス業及びサービス貿易の開放プラットフォームの機能の強化」今年の交易会で中国政府が発表した一連の措置は、外界に大きな期待を抱かせている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月14日