第68回国際原子力機関(IAEA)総会は19日、「77カ国集団及び中国」が共同で提出した「IAEAの技術協力活動の強化」決議を一致で採択した。「グローバルサウス」の概念を初めて記入し、事務局が加盟国の技術協力強化を支援する重要性を強調。発展途上国により多くの資源を提供し技術協力を支援するよう先進国に促し、グローバルサウスが原子力を平和的に利用し、持続可能な開発の目標達成を急ぐよう促した。
中国の李松IAEA常駐代表は、「決議の協議において、中国側が掲げた『原子力でグローバルサウスに恵みを』という理念は、多くの発展途上国から広く歓迎された。これはグローバルサウスの原子力及び核技術の平和的利用におけるより切実な需要を反映し、加盟国がグローバルサウスの発展支援に共に尽力する重要かつ積極的な意義を強調した」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年9月20日