ドイツメディアは8日、中国は電気自動車分野で世界をリードし、多くの充電技術の特許を保有しており、これらの強みはドイツと中国の自動車メーカーの協力強化を推し進めていると伝えた。

　ドイツのハンデルスブラット紙は、以下のように論じた。バッテリーや充電スタンドなどの充電技術は世界の電気自動車分野の研究開発の重点となっており、中国はこの分野で重要な地位にある。中国は大量の充電技術の特許を保有し、特許申請の数とノウハウで深い印象を残している。中国の自動車メーカー、供給業者、大学、スタートアップ企業からなる集約的ネットワークは充電技術の特許分野をリードしている。

　中国は上述の分野でリードし、ドイツメーカーの中国での持続的な協力を促している。BMW、アウディ、フォルクスワーゲンなどの自動車メーカーは中国の供給業者探し、中国の電気自動車メーカーとの合弁会社設立、新型電気自動車の共同開発などの協力を展開している。

　中国はスマート化と高性能の充電インフラの発展に力を入れている。電気自動車の充電スタンドのバッテリー交換技術は中国で大いに普及している。

　ドイツはEUの中国製電気自動車への追加関税に反対し、このようなやり方はドイツ自身の利益に害を及ぼすと考えている。

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年10月10日