世界知的所有権機関(WIPO)のダレン・タン事務局長は、「中国のPCT国際特許出願件数が5年連続で世界一になっている。国際知的財産保護協会(AIPPI)国際総会の中国初開催にはマイルストーンとしての意義があり、現在の知的財産権の真の国際性と、世界の知的財産権エコシステムを共に強化する重要性を浮き彫りにした」と述べた。
今年のAIPPI国際総会は10月19日、浙江省杭州市で開幕した。92の国及び地域の約2300人の業界関係者が集まり、知的財産権分野の最新のホットな問題について深く議論した。
中国の知的財産権事業が手にした歴史的な成果が世界から注目されている。タン氏はビデオメッセージの中で、「中国がWIPOの特許協力条約(PCT)に加入したばかりの90年代中頃、この枠組みに基づき提出された国際特許出願件数は約100件のみだったが、23年には約7万件にのぼった」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月21日