アルゼンチン・中国民間協力協会のディエゴ・マルクス執行会長はこのほど、取材に応じ、「中国はいつもサプライズをくれる」と話した。マルクス氏は23年前の初の訪中から中国を30回以上訪れ、多くの思い出が残っているという。
中国の対外開放の進展に特に興味を持っているというマルクス氏は以下のように話した。南東部沿海に経済特区を設立し、経済改革と対外開放を実施し、天津や上海などの地域に徐々に拡張していった。これは人民に多くの恩恵をもたらし、さらに内陸部にも拡張していった。中国のこのような実務的行動に深い印象を受けた。
マルクス氏は中国の大部分の地域を訪れたことがあり、西蔵自治区に最も感銘を受けた。彼は、「出発前は、そこは僻地で、原始的で住民がいない場所だと思っていた。しかし実際は、インフラが整い、通信の電波も良かった。西側の影響による先入観を完全に覆された」と述べた。
マルクス氏は、そのほかに、中国の科学技術の急成長と中国人の科学技術に対する姿勢にも驚いた。彼は過去の現金決済から現在のデジタル決済までの中国の技術変革を身をもって体験した。中国の人たちが老若男女に関わらず、誰もが改革と進歩を望み、新鮮なものを受け入れる姿勢に驚いたいう。
また、「これらの変化は中国が伝統的な経済成長から革新的な経済成長へと転換したことを示す。中国が打ち出した質の高い発展やハイレベルな対外開放などの理念は、各国の未来の対中協力の要となる」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月19日