今年1~9月、輸出の支え、新たな原動力の成長、政策の実施などに後押しされ、中国全国の一定規模以上の工業付加価値額は前年同期比5.8%増加し、工業が経済の安定的成長を支える作用が際立った。
今年1~9月、中国の製造業は規模が引き続き拡大し、重要な産業チェーン、サプライチェーン安全保障能力が向上した。全国の一定規模以上工業付加価値額は前年同期比5.8%増加し、対GDP寄与率は4割に迫った。うち、一定規模以上設備製造業の付加価値額は前年同期比7.5%増加。主要設備製造業の中で、自動車と電子産業は急成長し、新エネルギー車、集積回路、3Dプリンタ設備などの製品の生産量は2桁増を維持し、工業の成長をけん引する主な原動力となった。
今年1~9月、工業のモデル転換・アップグレード傾向が目立った。一定規模以上ハイテク製造業の付加価値額は前年同期比9.1%増加し、製造業の新たな原動力が急速に形成された。新エネ車、リチウムイオン電池、太陽光発電関連製品などの「新三様(新三種)」をはじめとするグリーン商品の好調ぶりが目立ち、生産量は2桁増を維持した。風力発電、原子力発電、太陽光発電などの競争優位性を有する新エネルギー関連業でも生産が急増した。また、情報伝送、ソフトウェア、ITサービス業などのデジタル機器製造業の付加価値額も急増し、中国の工業経済の質の高い発展に新たな活力を注いだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月21日