第136回中国輸出入商品交易会(広交会)の1期が15−19日に開催された。域外バイヤーが積極的に来場した。世界の221の国及び地域の13万人超の域外バイヤーがオフラインで来場し、前回より4.6%増加した。
うち「一帯一路」共同建設国からのバイヤーは前回比6.8%増の9万人超で、全体の69.7%を占めた。BRICSからは同5.5%増の約3万人で22.5%、欧米からは同4.8%増の約2万4000人で18.1%、中東からは同44.2%増の約2万人で14.7%。中国の多くの出展企業からは、今回の域外バイヤーは調達目標が明確で、注文に積極的だったが、これは中国のサプライヤーと製品への信頼を示すものと報告されている。
本広交会1期は「先進製造」に焦点を絞り、優良企業とデジタル化・スマート化・グリーン化製品が最大の見所になった。1期の1万1165社の出展企業のうち、デジタル技術及びスマート製造関連の企業は約3600社。出展企業の57.8%がビッグデータ、人工知能、インダストリアルインターネットなどの技術改良により産業チェーンでの地位を高めている。出展企業は多くの新製品、新技術、新材料、新プロセスを展示。うちデジタル化製品は39点。出展企業の55.9%がグリーン・低炭素分野の特許を保有しており、104万点超のグリーン・低炭素製品を展示。
本広交会1期では、スマート家電、新エネ車、工業自動化設備、人型ロボット、スマートハンド、水素自転車など一連のハイテクで高付加価値の製品が注目を浴びた。これは中国製造(メイド・イン・チャイナ)が産業チェーン及びバリューチェーンのミドル・ハイエンドに向かうペースを上げ、中国企業の自主イノベーション力と中国製品のコアコンピタンスが持続的に高まっていることを示すものだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月22日