国家外貨管理局の李紅燕副局長は22日の国務院新聞弁公室の会見で、「今年に入り人民元建て債券の総合利回りが好調を保ち、域外投資家がポジションを拡大している」と述べた。現時点で外資が保有する域内人民元建て債券の総量は6400億ドルを超え、過去と比べ高い水準となっている。
李氏は、「今年に入り中国経済の質の高い発展が秩序正しく進み、このほど追加の政策パッケージが次々と施行され、良好なマクロ環境を作った。中国の金融市場は近年、対外開放が着実に進んでいる。滬港通、深股通、債券通、CIBM(中国銀行間債券市場)など一連の制度枠組みが外資に多様な投資先を提供している。人民元建て資産はリスク分散の多元的な配置効果を持ち、高い投資価値を提供している」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月23日