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現在のマクロ経済の動きをいかに判断するか

中国網日本語版  |  2024-10-28

現在のマクロ経済の動きをいかに判断するか。マクロ環境は今年に入り複雑で変化が激しく、外部からの圧力が持続的に強まっている…

タグ:マクロ経済 成長率

発信時間:2024-10-28 15:06:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第1四半期のGDP成長率は5.3%、第2四半期は4.7%、第3四半期は4.6%と成長率がやや低下しているが、これをどう捉えるべきか。

国家統計局の盛来運副局長は、「マクロ環境は今年に入り複雑で変化が激しく、外部からの圧力が持続的に強まっている。国内経済は構造転換の重要な時期に差し掛かっており、調整の痛みが続いている。ゆえに第2四半期と第3四半期の成長にはやや変動があったが、全体的に見るとこれらの指標の変動幅は大きくなく、かつ予想や目標に近い。中国経済は圧力に耐えきっており、国民経済の安定運行の全体的な基調に変化はない」と述べた。

さらに重要なことだが、中国経済は安定の基礎を固めると同時に、進む原動力を絶えず蓄積している。新たな質の生産力の形成が加速している。

世界最大の洋上風力発電機、中国初の自動運転重量物列車。今年に入り、イノベーションの成果が続々登場している。世界知的所有権機関の報告によると、中国のイノベーション・インデックスの順位が11位に浮上した。

VR(仮想現実)デバイスの生産量は前年同期比11.0%増、充電ポールの生産量は同57.2%増、新エネ車生産台数は同33.8%増。第1−3四半期は製造業のハイエンド化・スマート化・グリーン化が絶えず掘り下げられ、一定規模以上のハイテク製造業の付加価値額が同9.1%増となった。

国家発展改革委員会経済研究所の郭麗岩副所長は、「中国経済の新たな質の生産力の育成と形成が加速しており、経済に新たな原動力と新たな強みを持続的に注いでいる」と述べた。

9月には、経済の動きに積極的な変化があった。

工業付加価値額の増加率が4カ月連続のマイナス後にプラス化した。固定資産投資額の増加率が数カ月連続の低下後に初めて下げ止まりし、安定化した。資本市場と不動産の取引が活況を呈している。盛氏は、「中国経済は基礎を築き安定化する流れを呈したと言える」と述べた。

盛氏はさらに、「第1−3四半期の4.8%という成長率は得難いもので、通年の目標達成に向け確かな基礎を築いた。これは中国経済が高い強靭性と潜在力を持つことを十分に証明した」と続けた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月28日

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