「アルビラド・CSOP・MSCI・香港・中国株ETF」の取引がサウジアラビア時間30日午前10時(北京時間午後3時)、サウジ証券取引所で始まった。これはサウジ初の中国香港株式市場への投資に特化したETFで、その取引開始は資本市場の節目となる出来事だ。
このETFは95%以上の資産を、香港証券取引所で上場するCSOP・MSCI港股通厳選ETFに投資する。投資先に含まれる業界には、消費、医療・ヘルスケア、テクノロジーなどがある。
同ETFの29日時点の初期規模は12億ドル以上で、取引開始後直ちに中東で最大規模のETFになった。29日の為替相場で計算すると、同ETFの規模は香港ドル換算で93億香港ドル以上と、100億香港ドルに迫っている。同ETFの発行額は1口当たり10サウジアラビア・リヤル。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年10月31日