国家税務総局が7日に発表した増値税領収書データによると、10月の中国全国の企業の売上高は前年同期比でプラス成長を維持し、前月比では1.3%増となった。これは包括的追加政策の効果が現れ始め、経済の持続的回復と改善を後押ししていることを示す。
製造業の生産と販売の伸びが加速。10月の製造業の売上高が前年同期より1.3%増加し、伸び率は9月を2.2ポイント上回った。製造業のうち、ハイテク製造業は8.9%増、設備製造業は5.1%増で、製造業全体の伸び率よりそれぞれ7.6ポイントと3.8ポイント高く、けん引作用が目立った。
設備投資が引き続き増加し、消費財買い替え政策が効果を発揮している。10月、中国全国の企業の機械設備調達額が前年同期より5.2%増加し、伸び率は9月を0.2ポイント上回った。そのほか、小売業の売上高は8%増で、9月を5.4ポイント上回った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月8日