今年の「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)に、消費財買い替え新政策の補助が重なり、消費市場を活性化させ消費空間を広げている。
インテリアの需要を持つ複数の消費者によると、買い替え新政策にダブル11のセールが加わり、家庭内の古い物を楽に処理し多くの実益を手にしたという。ある消費者はPCを1台買い替えるだけのつもりだったが、政策の優遇を知ると家庭内の多くの家電を買い換え、購入に意欲的になったという。
蘇寧易購集団浙東南エリア総経理の黄彩斌氏は、「今年10月に多くの家電製品が販売記録を樹立した。テレビの売上は月間ベースで3年ぶりの記録を作り、冷蔵庫と洗濯機は月間ベースで5年ぶりの記録を作った」と述べた。
淘天集団天猫買い替えセンター運営責任者の王魁氏は、「買い替え政策は省エネ製品への補助がさらに大きく、高エネルギー消費製品の優良省エネ製品への置き換えを効果的に促すことができる。天猫のダブル11のセールが始まってから現在まで、燃費性能と節水性能が1級の家電の売上が全体の92%以上を占めている。グリーンで省エネな消費が主流になっている」と述べた。
冷蔵庫、エアコン、テレビ、洗濯機などの品目を例とすると、消費者がダブル11のセール期間中に天猫を通じ行った旧製品買い替えによるCO2排出削減量は、前年同期比352%増の7万2000トン以上となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月11日