駐中国EU代表団の庹堯海団長は9日、上海で開かれた活動に出席し、EUは中国との貿易戦を望んでいないと示した。
報道によると、EUの中国製電気自動車(EV)に対する追加関税措置について、庹堯海氏は、EU側は反補助金調査の裁定結果を発表し、関税措置をとることを決めたが、双方の交渉は続いており、互いが受け入れられる解決プランが見つかるまで続けると見ている。
記事によると、中国商務部の報道官は11月8日、中国・欧州技術チームが11月2日から7日にかけて北京市で第5回交渉を行い、EUの中国製EVに対する反補助金案の価格承諾案の具体的内容を深く話し合い、ある程度の進展があったと明かした。双方はリモートまたはその他の方法で話し合いを続けることで合意した。中国側は、双方が中国機電製品輸出入商会が提出した価格承諾案を基礎に話し合いを進めれば、相互信頼の維持と迅速な合意につながり、さらに、話し合いを通し食い違いを解決し、貿易摩擦のエスカレートを避けることもできると考えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月11日