第2回中国国際サプライチェーン促進博覧会が26日に北京市で開幕した。今回の博覧会のグリーン農業チェーンサブ展示エリアで、唯一の専門テーマ展示エリアでもある「四川・重慶火鍋産業サプライチェーン展示エリア」も同日に開場し、初冬を迎えた北京に温もりをもたらした。中国新聞網が伝えた。
四川・重慶火鍋産業サプライチェーン展示エリアの展示面積は4000平方メートルあり、成都、徳陽、南充、広安、達州など17市(州)の四川省の企業60社と重慶市の企業11社、およびスリランカの企業が出展した。展示エリアには四川・重慶火鍋製品のブランド企業、サプライチェーンの川上から川下までの企業、海外のサプライヤー、専門のサービス企業など、四川・重慶火鍋産業チェーン全体の資源が集まり、川上の調味料と食材、川中のスープの素、ブランド、関連製品、川下の調理場から排出される廃油をバイオディーゼル燃料やバイオジェット燃料に転換する先進技術・サービスが展示された。
ここ数年、同産業はチェーンが集積しながら発展する状況が加速し、複数の火鍋産業集積地も構築された。コンサルティング会社のフロスト&サリバンが発表した「2024年中国火鍋産業発展白書」によると、2023年の中国火鍋産業の市場規模は5000億元(約10兆4800億円)に達し、そのうち四川・重慶火鍋の市場シェアは66%に達し、火鍋の各分類の中でトップに立っているとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年11月28日