中国は磁気浮上列車を野心的に発展させ、高速鉄道技術の限界を次々と突破している。これは同国の交通手段を徹底的に変える可能性がある。中国の乗客はすぐにでも時速1000キロの高速磁気浮上列車に乗車し、UHDの動画を視聴するかオンラインゲームをプレイできるようになる。中国の高速鉄道の運行速度は現在時速350キロで、長距離のトンネル内でも5Gネットワークに接続できる。米サイト「Interesting Engineering」が伝えた。
まだ研究開発段階だが、中国の新世代高速列車の目標は、磁気浮上技術により近真空チューブ内を走行し、商用旅客機の速度を超えることだ。音速に近い速度で携帯電話と基地局の通信を維持するのは重大な挑戦だ。
中国はこの15年で高速鉄道網の建設に巨額の資金の費やし、研究開発、工学、先進製造の専門知識を蓄積した。専門家は、これらの資源は「スーパー高速鉄道」技術の早期開発に応用できると見ており、中国はすでにテストを行っている。1本目の「スーパー高速鉄道」路線は2035年に営業開始する見込みだが、安全、法規、インフラの面で多くの仕事が残されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月4日