エアバスは4日、衛星事業の米国との競争の激化を理由に、子会社エアバス・ディフェンス・アンド・スペースの従業員を2000人以上削減すると発表した。
ロイター通信はエアバスの声明を引用し、エアバス・ディフェンス・アンド・スペースの従業員の約5%に当たる2043人の削減を予定と伝えた。最新の人員削減計画によると、宇宙システム事業の1128人が対象。削減計画は2026年半ばまでに実行される。主に現場労働者よりも事務職と管理職の規模を減らして固定費を圧縮する。しかしエアバスは強制解雇を回避するとした。宇宙事業の9億8900万ユーロの赤字の影響で、エアバスの今年上半期の純利益は前年同期比46%減の8億2500万ユーロに落ち込んだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月6日