日銀が11日に発表した速報値によると、コメ価格の高騰などの影響を受け、日本の11月の企業物価指数が前年同月比で3.7%上昇し124.3となった。23年7月以来の高い伸び率で、市場機関の予想を上回った。
報告書によると、統計対象の品目のうち多くの価格が上昇。うちコメを含む農林水産物の価格が前年同月比31.0%上昇で、10月の28.1%の上昇率を2.9ポイント上回った。非鉄金属・電力は13.6%上昇、都市ガス・水道料は9.2%上昇と、いずれも大きく上がった。廃棄物、木材・木製品、化学製品の価格は前年同月比でやや低下。また11月の円建ての輸入物価は同1.2%低下で、輸出物価は同2.2%上昇。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月12日